『カンフーパンダ』2008

2008年に公開されたドリームワークス・アニメーションSKGのアニメ映画
古代の中国を舞台
アニー賞を長編作品賞のほか4部門受賞

『マダガスカル』『ヒックとドラゴン』ドリームワークス・アニメーションSKG
ジョン・スティーヴンソン、マーク・オズボーン監督
2011年『カンフー・パンダ2』
2016年『カンフー・パンダ3』

キャッチコピーは「自分を信じろ!」

【ウーシーの指固め】

ウーグウェイ導師:ガラパゴスゾウガメ。

シーフー老師
CV:ダスティン・ホフマン /(日本語吹き替え)笹野 高史(ささの たかし)
ポーやマスター・ファイブの師匠。タイ・ランの育て親でもあるレッサーパンダ。

マスター・タイガー
CV:アンジェリーナ・ジョリー /(日本語吹き替え)木村 佳乃(きむら よしの)
自分にも他人にも厳しいストイックなメスの虎。

マスター・モンキー
CV:ジャッキー・チェン /(日本語吹き替え)石丸 博也(いしまる ひろや)

マスター・ヘビ
CV:ルーシー・リュウ /(日本語吹き替え)MEGUMI

アリス・モース・アールという作家の言葉
「昨日までは歴史。明日のことは神秘。今日という日は贈り物。ゆえにプレゼントと呼ばれる」からとっていると思われる。「present」という単語は「贈り物」の他に「現在」という意味があるのでそれを掛けたフレーズ。

タイ・ランが脱獄するシーンではカンフーアクション映画で使われるような手法が見られた。

ドリームワークス・アニメーション
パラマウント・ピクチャーズ
角川映画
上映時間 92分[4]

成熟したテーマ、中国の環境と伝統に忠実なこと、アクションシーン、脚本などが好評を博した。

シーフー老師の横にポーも並んで寝転がる。ポーとシーフー老師は仲良くアンマンを食べ、その後ろでは老師が植えた桃の種が発芽している。

2004年に公開された周星馳監督の『カンフーハッスル』に触発されたと言われている。

アニメーターたちは6時間のカンフークラスを受講した。

ポーとシーフー老師が箸で肉まんをつかみ合うシーンは、ジャッキー・チェンの監督主演作『クレージーモンキー 笑拳』の再現。

2010年に『ヒックとドラゴン』に抜かれるまで、ドリームワークス・アニメーションが製作した『シュレック』以外の作品としては、アメリカとカナダで最も高い興行収入を記録。

本作は中国でも好評を博した。本作の中国での批評と商業的な成功は、なぜ中国で本作のような映画が作られなかったのか、という内省を引き起こした。コメンテーターたちは、この問題を、中国の映画予算の低さ、政府の過剰な監視、国民の想像力の欠如、中国の歴史と文化の象徴に対する過剰な敬愛など、さまざまな要因で説明している。