『海洋プラスチック』

『海洋プラスチック』

永遠のごみの行方

保坂 直紀

(角川新書)

 

 

4

1人当たり、米国民に次いで世界第二位

 

22

日本海側や東シナ海に近い海岸には外国から流れて来るごみが多い。

太平洋側のゴミは、川から流れ込む

 

24

たばこのフィルターは、アセチルセルロースというプラスチックの一種

 

36

和製英語=サーマルリサイクル

cfエネルギーリカバリー「熱回収」

 

39

米国は一人当たりのゴミの量が多くても、中国に比べれば処理がしっかりしている

 

55

下水=汚水+雨水(うすい)

 

57

ゴーストフィッシング

捨てられた漁網に入りこんだ魚やカニが、外に出られなくなってしまう

 

60

プラスチックには、紫外線や熱による劣化を防いだり、燃えにくくするための物質が加えられている

 

95

東南アジアの国々に輸出して再生処理を任せ、リサイクル原料などにしたうえで中国に再輸出するルート

 

103

石油や石炭も天然素材

 

112

セルロイドの本格使用は

1870年代

 

114

プラスチック=可塑性

 

117

ポリ=たくさん

ネソス=島

ポリネシア

ポリマー=高分子

 

132

生分解性プラスチックは、いつでもどこでも分解されるのではない。種類ごとに分解される環境が決まっている。その点が世間に誤解されているようだ。

 

135

バイオプラスチック集合

=(生分解性プラスチック)⋃(バイオマスプラスチック)-(生物由来で分解もする)

 

141

石油を使ってプラスチックを作る場合は、バイオマスプラスチックとは言わない

 

160

プラスチックの中には劣化を防ぐ安定剤

 

166

ニューストン=小魚、魚の玉子、植物プランクトン、動物プランクトン、アメンボ

 

プランクトンにサイズの大小は関係ない=クラゲ

⇔魚のように自分で動く生き物は「ネクトン」

 

210

2018年に生産されたプラスチックの重量は、原油重量の3%

熱源4割、動力源4割、2割が製品原料

 

211

バイオマスプラスチックを広める目的は、石油の節約や地球温暖化の抑制であって、ゴミとなって環境を汚すプラスチックを減らすことではない

 

214

リサイクルは焼却にくらべて多くの費用がかかる

税金の投入

 

215

焼却で二酸化炭素が出るのがいけないというなら、自然界で分解されて消滅する生分解性プラスチックも使えなくなる

 

216

石油の消費を減らすという観点からは、お湯で洗うことはマイナスの効果になる可能性がある

 

217

ガラス瓶を使えば、重くなるので、輸送トラックは余計にガソリンを食う

「ライフサイクルアセスメントLSA」

 

225

選択的接触

確証バイアス