『Lost Childhood』
『Lost Childhood』
バングラデシュ、失われた子どもたちの時間
清水匡
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親や親戚など子どもの保証人となる人物がいる場合に限って工場で働くことができるんだ。多くのストリートチルドレンは虐待などで家を出ているため保証人がいるはずもなく
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1971年にバングラデシュ人民共和国として独立を果たす。
当時のパキスタンは、インド北西の現在のパキスタンと、インド北東の現在の バングラデシュからなる、世界でもまれな「飛び地国家」
東パキスタンの独立を支持するインドが第三次印パ戦争に勝利したことから1971年に独立。
今後海面が上昇すれば、バングラデシュの国土の半分が水没するとも案じられている。
国土の67%は農耕地、その4分の3は稲作地帯。繊維産業や皮革産業が盛ん。
過去10年のGDP成長率が145%。
中学校進学率は54.5%
子どもたちは技術習得の機会に恵まれず、将来的にも不安定な状況に陥り、犯罪に巻き込まれるリスクにさらされてます。
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ストリートチルドレンの数は現在も首都ダッカだけで30万人。
教育や技術を身につける機会がない子どもたちが安定した仕事に就くことは難しく、加えて、家庭で教わるような規律や善悪の判断などを身につける機会がないため、非行に巻き込まれたりするケースが絶えません。