『魔女の宅急便』

ジブリ映画『魔女の宅急便』

1989年の夏。同年の邦画興行収入でナンバーワン

角野栄子による児童文学

13歳海が見える街コリコ。地方から上京してきて生活しているごく普通の女性たち
キャッチコピーの「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです」
エンディングでキキが靴を眺めるシーン。あこがれを持っている、キキの仕事・生活はまだまだ始まったばかりということ。

 

パン屋のおソノ。おソノは、お腹に子ども。エンドクレジットの背景では、おソノが無事に出産を終えて夫とピクニックをしているシーン。

 

魔法は非常に地味。魔法の素朴さ。

キキがジジと会話が出来なくなることに気づく
トンボと一緒に飛行船を眺めるシーン
自分の行動を見つめ直すシーン

ジジは保護者

デッキブラシ。新たな仲間や居場所。

 

 

人の冷たさと温かさ

「労働」というテーマは、『千と千尋の神隠し』(2001) と共通

雨の中、ニシンとカボチャのパイ
薪を運んで火を起こして、服をボロボロにしながら

 

老婦人、キキの名前が入ったケーキ
自分の仕事の意義

 

元は曲は1974年に発表された曲だが、歌詞が改変されて再リリース。
「やさしさに包まれたなら、きっと目に映る全てのことはメッセージ」

晴れ、という天気予報

 

父に「高い高いをして」、父親を異性として捉える意識が薄い

 

父のラジオ,母にもらった箒。ラジオは,「父」の象徴。ラジオから流れる情報。行動の規範や指標を与えている。

先輩魔女「その音楽、止めてくださらない? 私、静かに飛ぶのが好きなの」
最後の飛行船救出の場面でもカーラジオの情報

 

ウルスラ18歳。キリスト教の伝説上の聖女。若い女性を導く聖女。対処法「描いて描いて描きまくる」
近親者以外に理想の自我を見出す

同じ声優(高山みなみ)一人芝居。「ウルスラは成長したキキ」

 

映画『マイ・ガール』ヒロインのベーダ。友人の突然の死をきっかけに、母の死を始め、今まで口に出せなかった心の中のわだかまりを言語化。

少女はラストの”トンボを助けるシーン”で声援を送っている

ピアスの暗示
赤いピアス、キキの母”コキリ””母親キャラ”
黄色いピアス、先輩魔女、ムーランルージュOP曲もルージュの伝言
青いピアス、ニシンのパイの老婦人、ケットのおばあちゃん、青いピアスは高齢女性