「万緑に」
大学一年の夏ごろ、落語に夢中だった私を、落研の先輩が山本進先生に引き合わせてくださいました。初対面の若造である私を、先生はまるで旧知のように受け入れてくださり、御徒町の落語協会の二階で開かれていた、柳家喜多八師匠の小さな […]
「下北沢、春の片道切符」
師匠に入門のお願いを何度かいって、あるとき、手紙と履歴書を受け取ってもらえました。二週間ほど経ったある日、昇太師匠からお電話をいただきました。「本多劇場に、来てくれないかな」そんな一言に、思わず胸が高鳴りました。弟子入り […]
『漫才過剰考察』
『漫才過剰考察』髙比良くるま辰巳出版16劇場で10分、出番があれば、4分ネタを2本20スタイルウォーズ29データ系のキャラが優勝するマンガ33人を選ぶ固有名詞「前説感」が「達者感」に「仕上がり」が「台本感」に38CM中に […]