『漫才過剰考察』
『漫才過剰考察』
髙比良くるま
辰巳出版
16
劇場で10分、出番があれば、4分ネタを2本
20
スタイルウォーズ
29
データ系のキャラが優勝するマンガ
33
人を選ぶ固有名詞
「前説感」が「達者感」に
「仕上がり」が「台本感」に
38
CM中にネタを決める
48
2015年 再開。出場制限が10年から15年に。
51
2018年和牛さんの「オレオレ詐欺」のネタは最高到達点
57
巨人師匠、上沼さんが審査員から抜けた決勝には、非常にコアな精鋭が集まった
58
「あるある」と「ないない」
60
予選は「ないない」、決勝は違う。
65
劇場内で静かに嫌い合っていたワーキャー的ファンと、ネタ原理主義ファン
個人が全体に接続されている状態が精神衛生上よくない
68
落ち着く日はくるのだから、無理してその泡を割らなくても
72
これからの時代に必要なのは「ハッピー感」「愛され力」「パワー」
77
ネタの世界観にお客を引き込むやり方に対して、
現実側に乗り出して笑わせにくるやり方を「主人公」と定義
84
寄席っぽい
⇔お笑いファン、賞レースっぽい
87
寄席で重要なのは、「ネタのクオリティ」より、「お客さんとのマッチ度」
89
カラオケに手拍子を打つ文化が染みついており、歌ネタをやると自動的に拍手
93
とにかく「声を出すことは恥ずかしくない」という価値観にアップデート
108
嘘つけー、そんなスピードでツッコめるか
114
度が過ぎたときに、「やめなさい、恥ずかしい」とつっこみがたしなめている感じ
116
北お笑い
めちゃくちゃ仲のいい同級生のノリを覗き見ているような感じ
118
テレビは衰えても、YOUTUBEをはじめ画面の数は爆増
119
ポッドキャストの進化によるラジオブーム
126
誰もがオンリーワンの時代だからこそ、ナンバーワンを決める大会の価値がある
131
大阪では上の世代が詰まっており、出演者枠も多くなく、また、新しいサービスも上陸しづらい状況
132
漫才師は明転した舞台に飛び込んでいく蛾のような習性
143
大阪の寄席に合わせたらМ-1の準決勝勝つための面白いボケがウケへん感じ
144
ナイツの塙さんの炎上した件の自虐があんまりウケてなかったんでうよね。あのときに「今年は若干ピりついてるな」って察しました。
149
「負けるやつにしたい」
「物語的に言うとですよ」
155
テレビはテレビマンの単独ライブにゲストで出てる感覚でおれよ
157
テレビで6年バイトしてて、粗品さんがテレビに出始めて感じた面白くなさにそこで気づいちゃったんだと思います。
170
漫才は演者が本人として話す
コントは、その役になりきって芝居を見てもらう
173
ツッコミの共犯性が強くて、リアリティに欠ける
178
いや先生、とにかくお客さんは、まえに集めなきゃだめですよ