『少年』

『少年』 (1969年の映画)

監督 大島渚
公開 1969年7月26日
上映時間 98分

創造社とATGの提携製作
1000万円映画(低予算映画)

1966年9月3日に大阪西成警察署に逮捕された高知県出身の当たり屋夫婦の事件
少年を演じる阿部哲夫は、養護施設に収容されていた孤児であった。阿部には映画公開後、養子の申し出があったが、本人はそれを断って施設に戻り、映画界とも縁を切っている。
チビを演じた木下剛志は1970年に山田洋次監督作品『家族』に出演している。

ロケ地
高知県高知市
広島県尾道市
岡山県倉敷市
福岡県北九州市
松江城(島根県松江市)
城崎温泉(兵庫県城崎町(現・豊岡市))
兵庫県竹野町(現・豊岡市)
天橋立(京都府宮津市)
福井県福井市
群馬県高崎市
山形県山形市
秋田県秋田市
北海道後志・歌志内
宗谷岬(北海道稚内市)
北海道小樽市・札幌市

第43回キネマ旬報ベストテン日本映画部門第3位
第1位=心中天網島(篠田正浩監督)
第2位=私が棄てた女(浦山桐郎監督)