『怪物』2023

映画を見る前に、以下の感想を読むべきではありません。

 

『怪物』

 

羅生門スタイル

是枝裕和監督、今回は、脚本が坂元裕二なので、子供にもセリフを渡す

クィア・パルム受賞というネタバレ

3パートごとの、画面の色合いの変化

フランケンシュタイン=湖(少女)、炎上する建物、仏壇の父に向って「なんで生まれたの?」

 

懐中電灯=人は見えているものしか見えない

クリーニング屋、アイロンでしわを伸ばす、

白線の内側、

モンスターペアレント、被害者だと思っている人が加害者に

おねえキャラのタレントをマネする

 

保利先生

シングルマザーという相似

転覆病はかわいそうじゃない

古い男性観(組体操、便所)

男の大丈夫と、女の「またね」はあてにならない→出ていくときに「またね」

謝罪の場面の飴(彼女にもらった)

誤植を指摘する趣味=括弧つきの「正しさ」

生まれ変わったら西田ひかると結婚する(①異性婚の前提②生まれ変わり)

湊の母親、同僚、校長、子ども、世間が、怪物に見える

 

 

星川依里

『銀河鉄道の夜』→生まれ変わり

ビルの放火はそんなに簡単ではない。放火する理由が無い。

片方だけのスニーカー、二人で一つ

パンに綺麗に蜜を塗る⇔ぐちゃぐちゃの絵具のいじめ

痣を隠すための長袖長ズボンが、最後は半ズボン

 

星川の父

庭に水(植物好きの父子の類似)

 

麦野湊

触られた髪を切る

母親と先生の悪意のないセリフに傷つけられる

母親が願う普通、ラガーマンの父

CT→脳に異常がない

カムパネルラは川で溺れそうになった友人を助けようとして死亡=風呂場から救出

 

校長

スーパーで子供の足をひっかける

「嘘をついた」「私も一緒だ」→轢いた

学校の汚れを削る

痴呆症のような夫と面会、別の墓。

管楽器の咆哮が保利先生の自殺を止める

「しょーもない。しょーもない」

 

女の子(木田さん)

BLの本

二人が一緒になるように誘導する

猫について、嘘はついてない、もしくは、証言の切り取りをされたくない

 

観客:怪物を探している

思い込みをする加害者=怪物

 

カマタ君=新聞配達

星川と経済状態の差

 

雨=苦しみ

湊の母=子供に普通の将来を願う

保利先生=追い詰められる

校長=嘘をつく

星川の父=子供が普通と違う

 

秘密基地、居場所

トンネル

 

怪物ゲーム

自分では自分が分からない。自分が何者であるかを、他者が決める。