失った30年を越えて、挑戦の時
失った30年を越えて、挑戦の時
生活者(SEIKATSUSHA)共創社会
櫻田謙悟 著
中央公論社
https://www.chuko.co.jp/tanko/2023/03/005640.html
長く停滞が続く日本経済。しかし、この国が抱える問題と処方箋は、すでに出尽くしている。最大の問題は、日本が自らの強みを活かしてどのような経済社会を目指すのか、というビジョンが明確に示されていないことである。 日本復活の鍵は、変革の主体である「生活者」にある。本書では、「経済成長」「社会包摂」「持続可能性」の3つの観点、18項目からなる指標を用いて「日本再興のKPI」を示したうえで、「生活者共創社会」実現のためになすべきことを提言する。
12
不作為による失った30年
13
高度成長時代のカイゼン
15
事なかれ主義の蔓延
30
賃金水準は20年間横ばい
58
相対的貧困
貧困の再生産
66
地下の深い岩盤にガラス固体化として固定するという処分
68
周回遅れのデジタルインフラの脆弱性
154
労働分配率の低さ
163
日本はG7の中で国土面積当たりGDPが一位
新技術の社会実装コストが世界一低い
168
寄付に伴う税額控除の拡大