そこのみにて光輝く

そこのみにて光輝く　2014

佐藤泰志

権力者の愛人

介護疲れで壊れそうな母親

綾野剛と菅田将暉

脳梗塞で寝たきりの父（田村泰二郎）

スナックの奥

水産加工工場のパート

自分の口利きがなければ拓児の仮釈放がなくなるぞと脅かす

路面電車の函館

スクリーンでは逆光になる達夫からは、千夏は朝日を浴びて輝いて見える

エンディングで初めてタイトルを出す

悪夢にうなされて目覚め

たまたま入った場末のスナック「はっせんえん…」

千夏を見てママが「女の顔して…」

家庭では良き夫、父

「あんたさぁ、私と結婚でもしたいの？」

ボコボコに殴られて血を滴らせ「家族！大事にしたらどうですか！」「大事にしてっから、おかしくなんだべや！」

「姉ちゃん、俺、達夫と山に行くから！これからは、俺と達夫で稼ぐから！」三人で乾杯した

「山に行く前に、亡くなった人のお墓参りに行こう」

「腐ってんね、アンタ！」

顔を腫らせた千夏「達夫には言わないで」

「ちゃんと金払ったんだから文句ねぇと思うんだけどなー」

「達夫…オレ、もう山行けねぇな…もう、山行けねぇな…姉ちゃん、喜ばせたかったのに…」

父親は呻く中で”ちなつ”と娘の名前を呼ぶ

芥川賞に5度落選

短く美しい夏に包まれている函館

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