「ふるあめりかに袖はぬらさじ」
「ふるあめりかに袖はぬらさじ」
新派での上演に玉三郎が主演 (2000年演舞場)
真っ暗な舞台、雨戸を開けると差し込む光。
枕もとの衝立をのけて姿を現す七之助の遊女亀遊。
彌十郎、俳優祭でレット・バトラー
シネマ歌舞伎は贅沢にアップ
一幕目の行灯部屋以外は、全て岩亀楼の引付部屋で展開
港崎遊郭(みよざきゆうかく)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%AF%E5%B4%8E%E9%81%8A%E9%83%AD
「亀遊の死(きゆうのし)」という短編小説
攘夷派の非難を恐れてあわてて葬った。
小さい時に身売りされてきた亀遊は無筆。
客の言うことに「そお~なんですよ」
「亀遊とともに何故逃げなかったか」と藤吉を問い詰める
塾生たちを相手にするお園の衣裳は派手になっていて、この話でずいぶんと儲けたことが臭わされる。
「あぁ怖かった~」と腰をぬかしたところを残り酒。
「亀遊さんはおいらんは、さみしくって哀しくって心細くってひとりで死んだんだい。・・・・・・このお園さんはふるあめりかに袖も何もぐしょぬれだよ」。
一座総出
講談師ぽく語り聞かせる所
血を内掛けの裏地を使って表現
勘三郎の主人
唐人口遊女衆