『総合商社 特命班』
『総合商社 特命班』
波多野 聖
角川春樹事務所
16
商社の仕事は時間勝負
35
インドで感情を表に出さない
絶対に顔に出すな
58
日本人は自分でも気づかないでつい笑顔を見せる
66
米国最大の商品先物市場であるCBOT(chicago Board of Trade)
(シカゴ商品取引所)
76
KR
GATTのケネディ・ラウンド
日本政府がKRで出したカネで、当該国に日本製の肥料を買ってもらう
要件主義
日本の商社がKRを要請させる為に当該国に弁護士会社を設立させ、その会社が指導する形で、要請の手紙を当該国政府から日本政府に送らせる
82
製造小売り
海外生産に乗り出す初期段階では商社とタッグを組んでいたのが、ノウハウを吸収してしまうと自社で原料調達から製造、流通、販売まで一貫して自社で行う
92
努力をすれば報われるというのは、ごく一部の国の中の、一部の階層の中の話
159
国営企業おきまりの放漫経営
162
フィリピンは電力事情が悪く、冷蔵庫が止まるので衛生状態も悪く、肝炎に懸る日本人駐在員は少なくない
167
経営
生身の人間たちを養う
169
政府関係のプロジェクトを扱っては中抜きして儲け、それを大統領に還元する完全な政商
223
商社マンは入社して配属された部門で、ほぼ全員がそお職業人生を終える
224
2000年以降から始まった資源バブル、これが総合商社の収益の源泉
227
日本には日本の金融事情
絶対的に銀行の力が強く、株式市場は弱かった
ゾンビ企業や儲けの出ない事業の寄せ集めの総合商社も解体されることなく生き残ることができた
233
金融ビッグバン(大規模規制緩和)がもたらす株主からの圧力
234
銀行が今では融資を極大化させ企業の中身など精査しようとしていない
235
団塊の世代
彼らは口では格好良いことを言うが肝心なところで逃げる
239
商社マンは口銭商売が習い性になっているから、
じっくり時間を掛けて何か事業を大きくしたり専門家を育成するプロジェクト投資という発想が生まれない
250
テロとは革命を目指す過程の暴力行為を体制側が否定・非難して用いる言葉