2030年アパレルの未来

2030年アパレルの未来

日本企業が半分になる日

福田稔

東洋経済

 

4

百貨店にユニクロや二トリが参入

 

5

ワンショット消費

SNSに写真を投稿し、その後はメルカリなどですぐに売ってしまうという新しい消費スタイル

 

7

ECが成長、メルカリなどの二次流通市場が拡大

 

9

売り手と買い手の情報格差

いわゆる業界人が雑誌・メディアと組んで仕掛け人となり、コレクション情報からトレンドを作りだして消費させる

 

10

世界で事業展開できているのは、ファーストリテーリングや良品計画などごくわずか

 

11

地球上の人口が増え、経済成長が続くかぎり、市場は必然的に生まれ、成長する

 

28

ワークマンが一般消費者向けのカジュアルウェアに進出

 

29

シェアリングエコノミーの台頭

 

31

人口の増加、新興国における中間層拡大、グローバルSPA、富裕層の拡大

南米、中東、アフリカ、アジア

 

35

アクセシブルラグジュアリー=手の届く贅沢

コーチ、トリーバーチ、フルラ

 

36

中国の中間層の所得増加

ファストファッションに対する反発

 

38

フォロワー層の減少

自らの価値観が希薄で世の中のトレンドに流され易い中間層

 

45

EC化率の上昇にともなう価格低減効果

 

46

GAFAの登場によるビジネスエリートのスタイルの変化

ノームコア

 

61

閲覧履歴や購入情報による、レコメンド機能

 

63

レンタルして気にいった服をそのまま購入

 

71

流行の仕掛け人は業界人から優れた個人へ

 

76

在庫リスク、AIの需要予測

 

83

スマートテキスタイル、ヒートテック

 

86

リードタイムの短縮

H&M、ZARAなどのグローバルSPA

 

89

人がいない工場や店舗

 

96

ジャストフィットも人によって好みが違う

 

97

中国では、北と南で平均身長が10センチ以上異なり、筋肉の付き方も違う

 

116

IT投資を継続的に行なわないと、他社に追いつけなくなる

 

126

毎日アクセスしても飽きないECサイト

 

147

未来の購買行動は、大半がおすすめ機能に基づくものになる

 

163

中国のアパレルEC化率は、すでに25%を超え日本の2倍

 

179

人間重視層、中産階級に多い、

同調圧力に対して敏感

 

190

日本では、アマゾン、楽天、ヤフーに加えて、ラインやメルカリも総合型をあきらめていない

 

195

ハイエンドモール

特別感のある体験で顧客を虜にする

 

207

日本のデジタル化が遅い理由

①既存の社会インフラの完成度が高い

②デジタルが苦手な人口が多い

2025年を過ぎたあたりから、その割合が逆転し、デジタルネイティブのミレ二アル世代以下が生産人口のマジョリティとなる

 

215

メルカリで売買されているブランド

1位ユニクロ

2位ナイキ

3位アディダス

 

225

日本の生地は世界で高く評価されている

東レ、帝人

 

226

日本の産地には、すばらしい職人と技術があるにもかかわらず、残念ながら活かしきれていない

 

235

ジャパンブルー

倉敷市発祥のデニム

 

264

その国の最高峰である芸術大学にファッション専攻がないことは、その国におけるファッションの位置づけに関わる