『落語新時代』

『落語新時代』

八木忠栄

新書館

 

97

圓生や志ん朝は本格的に舞台で活躍していた

 

120

どなたに教わったんですか?

小三治 「いや、教わってはいないんです。」

 

123

小さんの言葉 俺の噺をやっちゃいけねえ

「そうか、似ちゃいけねえのか」

 

146

世の中に合わせるんじゃなくて、世の中の根本は何かを考える。それは人間だと思います。人間の根本は何なのか。

 

147

落語は趣味

 

211

落語は自分を風刺しながら、同時に自分もこけにして、自分を笑いとばし、痛めつけることから出発している

 

240

田中優子

江戸時代の仇討は許可を必要とし、仇を発見したら土地の役所に届け、役所が確かめたうえで場所を決めて決闘させた。助太刀も許可が必要であり、その場でいきなり映画のように「ここで遇ったが百年目」というわけには実際にはいかなかった。それゆえ江戸時代を通じて、仇討は百件余りにとどまったらしい。

 

志ん朝、

「六部」ろくぶをりくぶと言った。自身「あれば間違い」とこだわって、音源化されなかった。

 

277

一人二役に設定して、独自のナンセンス落語に仕立てたところに、昇太の創作力が濃厚に感じられた。

Cf 18:05~

https://www.youtube.com/watch?v=xf69f3J-8Lo