『マル農のひと』金井真紀 (著)

『マル農のひと』

金井真紀 (著)

左右社

 

4 何かを変えるというのは、前任者を否定することになる

16 肥料や農薬を販売している農協の方針

27 隔年結果(かくねんけっか)

35 手間ひま信仰の否定

47 3年かけることで強せん定にはならず、隔年結果にはならない

63 先入観を持たずにミカンと向き合って、実験を繰り返す

82 (常識に)縛られるんじゃなく、縛れ

112 農薬は中学生がタバコを吸うようなもんだ。肥料は覚せい剤。

134 ナイルの氾濫、焼畑農業、江戸時代の下肥、19C化学肥料(無機栄養説)

150 自然農法や有機栽培の優位性を学問的に裏づけるのは、めちゃくちゃ大変

154 骨格枝なんて決めんでいい、元気な枝を残すせん定

164 虫は、肥料をたくさん吸収した野菜を好む。もし、殺虫剤を使わずに育てたいなら肥料をやめなければならない。

190 肥料は一切やらない。土づくりにも価値を置かない。せん定と縛りで植物ホルモンを活性化させる。

191 私には思想なんてない。世の中、銭儲け。

246 2020年春、新型コロナ。「これからは自分で自分の食べ物を育てようと言う人が増えるじゃろ」「農作業ほど心が和むことはない」