『儲かるSDGs ーー危機を乗り越えるための経営戦略』

『儲かるSDGs ーー危機を乗り越えるための経営戦略』

三科 公孝

クロスメディア・ パブリッシング(インプレス)

 

004

儲けが、労働者からの搾取や、過剰な環境負荷から生まれているなら、どれだけ寄付やボランティアを熱心に行なっても、企業の社会的責任を果たしているとは言えないでしょう。

 

022

「ツマモノ」と呼ばれる飾り用野菜。売れ残り。

 

026

SDGs経営のメリットは、大企業・組織からの引き合いを受けやすい

 

027

向こうから顧客が来てくれる、プル型営業

 

031

茶匠によるブレンド、合組(ごうぐみ)

 

032

地球環境をないがしろにしている、というメッセージを発してしまうと、ラグジュアリーブランドほど大きなダメージを受ける

 

036

本当にいいものは、全国規模でみると、「値段を気にせず買う層」が少なからずいる。

 

038

高品質・高価格はニッチ戦略向き

コモディティ市場(日用品として差別化が図れなくなり、全体的に値引き競争に陥っている状態の市場)。

 

040

市場的観点のみならず、味のマトリックスでもブルーオーシャンに位置する

 

042

持続可能性がポイントなので、給料を上げた結果として赤字になるのであればSDGsとは言えない

 

043

SDGsの超重要ポイントは「連鎖」

 

045

農福連携

 

047

農林水産省、「ノウフクJAS」

 

049

カフェはレッドオーシャン。店を持ちたい人が多く、コーヒー一杯で長居されて客単価が低い。

 

066

SDGsの長所は、「自分たちができるSDGs的な取組はなんだろう」と考え、試行錯誤する過程で、自社や自社製品の魅力を高め、ブランディングにつながる点。

 

084

良品計画、2000年代、ITバブル崩壊による不景気で、100円ショップが大きく躍進。

 

113

継続的な儲け→循環

 

120

ミニ東京だと、旅行客目線(交流人口)での魅力が失われてしまう

 

126

地域創生の人体モデル

 

131

ブルーオーシャンのニッチトップ。戦わずして勝つ

 

133

細分化

 

135

マクロに見れば、世の中の不足をみんなで手分けして埋め合わせている。

競合企業は、世の中の不足を手分けして埋め合わせる相手

 

137

全部やろうとすると、総合戦略になり、目立つこともできず、レッドオーシャン

 

138

ポーズだけに終わってしまう

 

141

マーケティングは聞き目が出やすいが、多用すると耐性。

ブランディングは、漢方薬的。

 

144

底の浅いSDGsアピールは見抜かれ、むしろ評価が下がる

 

158

経営の世界では、ターゲットのビジョンを明確にして、絞り込むのは当たり前のことですが、自治体レベルの取り組みだと、「いろいろな人に来てほしい」と考えるあまりに、そこがぼやけてしまいがち。

 

229

オーバーツーリズム

多くの環境客が訪れることで、地元の社会や地元民に過剰な負荷がかかる。京都の祇園で芸妓や舞妓の無断写真撮影。

 

275

A級グルメによる町おこし。島根県邑南町。